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NY原油:続落で100.27ドル、買い先行後は一時100ドル割れの場面も
記事提供元:フィスコ
*07:02JST NY原油:続落で100.27ドル、買い先行後は一時100ドル割れの場面も
NY原油は続落(NYMEX原油9月限終値:100.27 ↓0.70)。101.67ドルまで上昇した後、一時99.90ドルまで下落した。この日発表された米国の4-6月期GDP速報値が予想を大きく上回る急回復となったことを受けて、原油需要の先行き期待感から買いが先行。また、その後発表された米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の原油在庫が予想を大きく上回る減少だったことや、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫も減少していたことから、買いが一段と強まった。
しかし、それ以降は、売りが優勢になった。米EIA週報でガソリンや留出油の在庫が増加し、需要の弱さを指摘する見方がある(ただし、ガソリン、留出油の在庫の増加幅は、前回から大きく縮小している)。そのほか、株安、全般的なドル高傾向などが売り材料として考えられるが、はっきりしない。《KO》
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