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NY原油:反発で104.59ドル、供給不安による買いが再燃
記事提供元:フィスコ
*07:02JST NY原油:反発で104.59ドル、供給不安による買いが再燃
NY原油は反発(NYMEX原油8月限終値:104.59 ↑1.46)。103.48ドルから104.65ドルまで上昇した。マレーシア航空旅客機撃墜の真相究明で欧米とロシアとの対立激化や、イスラエルのガザ地区での作戦拡大宣言で犠牲増大や中東地域がさらに不安定化することへの懸念から、供給への不安による買いが先行した。
また、日本時間23日夜発表予定の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の原油在庫や原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫の減少が予想され、需要への期待も相場の下支えになったとみられる。
なお、国際原子力機関(IAEA)が20日、イランが保有する濃縮度20%のウランを核兵器へ転用できない形にする処理の完了を確認しており(イランの核開発問題で、イランが欧米など関係6か国と合意した第1段階の措置)、NY市場前の時間外取引で売り材料になった。《KO》
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