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都心—羽田間の新線効果は高い
記事提供元:フィスコ
*15:12JST 都心—羽田間の新線効果は高い
JR東日本<9020>が検討している東京都心と羽田空港を結ぶ新路線の開業について、同社が2020年代半ばをめどに目指していることが15日、分かった。
新路線は一部休止中の東海道貨物線を活用し、JR田町駅付近から湾岸の大井ふ頭まで東京湾岸を通る貨物線の区間を旅客線に変更、そこから地下線を作って羽田に乗り入れる。新宿方面とは、東京臨海高速鉄道りんかい線の大井町駅付近から地下線を作り東京貨物ターミナル駅の北付近で新路線とつなぐ。新宿−羽田間の所要時間は現在の40分台が最短23分、東京−羽田間も現在の30分前後が最短18分と大幅に短縮が見込めるという。
総事業費は約3千億円を想定しており、国と東京都、JR東が3分の1ずつ負担するということで協議したい考えだ。
ただ、地下線は工事の難易度が高く設計や建設にも時間がかかるため、開業は東京五輪には間に合わないという。
現在、東京都心から羽田空港に向かうための交通アクセスにはJR東の子会社の東京モノレールや京急<9006>、リムジンバス、京急バスなどがある。しかし、中長期的に羽田の国際線が拡充されれば都心から羽田への交通手段の需要は一層増大すると見られるためJR東は新路線の検討を進めている。
国土交通省鉄道局は国の検討は始まっていないとし、東京都の担当者は概要説明は受けたが都はまだ何も決めていないとしているが、政府も訪日外国人客数を2030年までに3千万人に増やす目標を掲げており、その実現のためにも都心—羽田間のアクセスの強化・拡充は必須と思われる。《YU》
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