NY原油:反発で101.20ドル、米在庫の大幅減少で買い先行

2014年7月17日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY原油:反発で101.20ドル、米在庫の大幅減少で買い先行

NY原油は反発(NYMEX原油8月限終値:101.20 ↑1.24)。100.40ドルから101.39ドルまで上昇。この日発表された米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の原油在庫が予想を大きく上回る減少となり、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫も減少だったことから、買いが急速に強まった。

買い一服後も、中国の4-6月期GDPの上振れや米企業の好決算を受けて、NYダウが上昇していたこともあり、101ドル付近で底堅い状態になった。引けに前に米地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表され、「経済は緩慢ないし緩やかに成長」と指摘されたが、反応は限定的であった。

【米週次原油在庫統計(7/11時点)】

原油在庫  :-752.5万バレル(予想-275万バレル、前回-237万バレル)
ガソリン在庫:+17.1万バレル(予想+95万バレル、前回+57.9万バレル)
留出油在庫 :+252.8万バレル(予想+200万バレル、前回+22.7万バレル)
製油所稼働率:93.8%(予想91.6%、前回91.6%)《KO》

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