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コミックマーケット(通称コミケ) 知名度は7割以上
ディップ株式会社<2379>は、自社運営のメディア上で「コミックマーケット(通称コミケ)に関する調査を行った。調査対象は、15から49歳までの一般男女2088名。
「あなたはコミケ(コミックマーケット)を知っていますか?」との質問に対し、45.6%が「名前は知っている」、16.3%が「詳しく知っている」と答えており、さらに9.1%が「行ったことがある」と回答。回答者の7割以上がコミケを知っていることになる。
コミケでは、作品の販売以外にも、各キャラクターを模した服装等を身に着けキャラになりきる「コスプレ」が有名である。回答者の中で、自分のことを何かのオタクと回答した333名を対象に、「『夏コミ(夏開催のコミックマーケット)』で見てみたいコスプレ」について尋ねたところ、男女総合では、1位が初音ミク(vocaloid)、2位がリヴァイ(「進撃の巨人」)、3位がミカサ・アッカーマン(「進撃の巨人」)、4位が坂田銀時(「銀魂」)、5位がエレン・イェーガー(「進撃の巨人」)となった。
男性では、1位が初音ミク(vocaloid)、2位ミカサ・アッカーマン、3位がリヴァイ(「進撃の巨人」)、4位が矢澤にこ(「ラブライブ!」)、5位がエレン・イェーガー(「進撃の巨人」)となっている。一方女性では、1位が初音ミク(vocaloid)、2位がリヴァイ(「進撃の巨人」)、3位が坂田銀時(「銀魂」)、4位がミカサ・アッカーマン(「進撃の巨人」)、5位がエレン・イェーガー(「進撃の巨人」)となっている。
男女いずれも、今年は単行本累計発行数3,600万部を突破した人気漫画「進撃の巨人」のコスプレが人気なようである。
コミックマーケットは、世界最大の同人誌(漫画・アニメ・ゲームなどの二次創作をメインとする雑誌やコミック)即売会。毎年8月と12月に東京国際展示場で行われており、8月に開催されるものは「夏コミ」、12月に開催されるものを「冬コミ」と呼んでいる。開催回数は定期開催のものだけでも、現在85回を超えている。著作権問題をはじめ、表現の自由と規制といった様々な問題を有しながらも、規模の拡大に伴い知名度は一般化してきており、その存在は無視できなくなりつつある。動員数の多さから、もはや一つのカルチャーととらえる向きさえあるようだ。(編集担当:堺不二子)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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