【引け後のリリース】扶桑化学は承継事業以外も好調で業績予想に上ぶれ余地

2014年7月11日 17:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■三井化学の事業を承継し業績予想を増額するが足元も好調

 リンゴ酸など果実酸の世界的大手・扶桑化学工業<4368>(JQS)は11日の夕方、連結業績予想を増額修正し、三井化学<4183>(東1)の有機酸事業を承継することで第3四半期以降の売上高や利益が増加する見込みであることを主要因に、今3月期(通期)の予想を売上高は従来予想を8.5%引き上げて320億円の見込み(前期比では9.1%増)とし、営業利益は同じく12.2%引き上げて41.5億円の見込み(同17.3%増)に、純利益は同10.9%引き上げて25.5億円の見込み(同12.9%増)に見直した。増額後の予想1株利益は404円70銭。

 同時に第2四半期(4~9月、上期)の予想も増額し、売上高は従来予想を1.4%引き上げ、営業・経常・純利益は各々16~18%引き上げた。足元の業績も電子材料および機能性化学品事業の主力製品である超高純度コロイダルシリカの出荷が想定よりも好調であることに加え、中国および米国の連結子会社の業績も堅調であることが要因。上期の増額幅と通期の増額幅を見比べると、総じて通期の増額幅が小さいため、下期も好調が続くとする場合は一段上ぶれる可能性がありそうだ。

 11日の株価終値は2360円(70円安)。6月中旬に2008年以来の高値3445円に進み、その後も調整の浅い相場となっている。増額後の予想1株利益は404円70銭からみると評価不足が目立つ印象になり、引き続き波状的に高値を更新する相場が続くと思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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