後場に注目すべき3つのポイント~大引けにかけてポジション調整の流れに警戒

2014年7月4日 12:23

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記事提供元:フィスコ


*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~大引けにかけてポジション調整の流れに警戒

4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・中小型株物色も資金回転速く値動きが荒くなる
・ドル・円は102円13銭、102円50銭付近に顧客筋のドル売りオーダー
・直近賑わった銘柄を中心に大引けにかけてポジション調整の流れに警戒

■中小型株物色も資金回転速く値動きが荒くなる

日経平均は反発。92.31円高の15440.60円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えている。3日の米国市場は、6月雇用統計で非農業部門雇用者数が28万8千人増、失業率も6.1%へと低下したことが好感され、NYダウは初の17000ドルに乗せた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円高の15445円となり、これにサヤ寄せする格好から始まった。

しかし、寄り付き段階で戻り高値を更新したものの、15500円には届かず。寄り付きで付けた15490.37円を高値に、その後は上げ幅を縮めている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の6割を占めているほか、規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇。セクターでは、非鉄金属、パルプ紙、証券、鉄鋼、精密機器などが堅調。一方で、鉱業、電力ガス、保険、石油石炭などが小安い。

日経平均は寄り付き後に上げ幅を縮めているが、想定された値動きであり、直近の戻り高値である15440円辺りでの底堅さがみられている。海外勢のフロー減少によって積極的な売買は手控えられそうだが、押し目買い意欲は強いだろう。

また、中小型株ついては、昨日急伸していたサイバーダイン<7779>が高値更新後に一服となる半面、菊池製作所<3444>が堅調であり、資金回転が速く、テーマ物色もターゲットを絞りづらい面がある。大引けにかけてはポジション調整の流れが強まりやすく、値動きが荒くなる可能性がありそうだ。

■ドル・円は102円13銭、102円50銭付近に顧客筋のドル売りオーダー

ドル・円は102円13銭付近で推移。日経平均株価は堅調に推移しているが、株高を意識したリスク選好的な円売りのフローはやや減っている。また、102円50銭付近、103円には顧客筋のドル売りオーダーが残されており、アジア市場でドル・円が一段高となることについては、懐疑的な見方が少なくないようだ。

■今後のポイント

・102円50銭付近に顧客筋のドル売りオーダー→ドル・円の大幅高に対する懐疑的な見方も
・102円以下には短期筋などのドル買いオーダー→アジア市場でドル・円は102円台を維持か

12時22分時点のドル・円は102円13銭、ユーロ・円は139円00銭、ポンド・円は175円30銭、豪ドル・円は95円58銭付近で推移している。

■後場のチェック銘柄

・今晩の米国市場が独立記念日で休場、買い一巡後の日経平均は上げ渋り
・ソフトブレーン<4779>、菱化工機<6331>などでの値幅取りが継続
・直近賑わった銘柄を中心に大引けにかけてポジション調整の流れに警戒

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

15:00 独・5月製造業受注(前月比予想:-1.1%、4月:+3.1%)《KO》

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