日本株見通し:先高感、米雇用統計の堅調な伸びが期待

2014年7月3日 08:10

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記事提供元:フィスコ


*08:10JST 日本株見通し:先高感、米雇用統計の堅調な伸びが期待

3日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。2日の米国市場では6月のADP雇用報告が予想を上回ったことが材料視され、NYダウは最高値を更新。しかし、三連休を前に手控えムードとなり、小幅な値動きであった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の15410円。円相場は1ドル101円75銭辺りでの推移と、やや円安傾向をみせている。

雇用統計の前哨戦となるADP雇用報告は、民間部門雇用者数が28.1万人増加した。約1年半ぶりの大幅な伸びであり、市場予想の20万人増を上回っている。これを受けて、3日発表の6月雇用統計で、非農業部門の雇用者数が堅調な伸びを示す可能性が高まっている。雇用統計の堅調な伸びが期待されるなか、日経平均も先高感が強まりそうである。

ただし、3日の米国市場は短縮取引であり、翌4日は独立記念日で休場となる。海外勢のフローは一段と減少すると考えられ、日経平均も戻り高値水準でのこう着といったところであろう。とは言え、先高期待が高まっている状況のなか、個人主体による物色意欲は強いと考えられる。やや材料系の銘柄にシフトしやすいだろうが、テーマ銘柄などの循環が続きそうである。

なお、日本政府と欧州連合(EU)は燃料電池車や医療・介護ロボット、化学物質の管理、鉱物の登録制度、個人情報の取り扱いなど5分野で、規格や規制を統一する方針と報じられている。規格統一でコストが下がり、市場開拓に弾みが付くと伝えている。まずは燃料電池車や医療・介護ロボット関連辺りへの物色材料になりやすいだろう。《TN》

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