NY原油:続落で105.34ドル、ガソリン相場の下落に連れ安

2014年7月2日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:04JST NY原油:続落で105.34ドル、ガソリン相場の下落に連れ安

NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:105.34 ↓0.03)。この日発表された中国の6月製造業PMI(国家統計局)の改善を受けて、需要の先行き期待感から買いが先行し、高値106.09ドルまで上昇した。しかし、フロリダ沖で発生した熱帯暴風雨「アーサー」の影響が米国の週末連休にかけて及び、ガソリンの消費を抑制するとの観測が浮上、ガソリン相場の下落に連れ安となり、安値104.60ドルまで下落した。

ただ、その後は、日本時間2日夜発表予定の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の原油在庫が減少の予想になっていること、ウクライナ東部での親ロシア勢力の強制排除再開、イラクでの過激派による軍事攻勢継続などから、ほぼ前日終値水準(105.37ドル)まで戻して引ける動きになった。《KO》

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