20代男性ガムユーザーは「集中力持続」に意欲的

2014年6月27日 15:12

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記事提供元:エコノミックニュース

 モンデリーズ・ジャパン株式会社は、全国の20~30代のオフィスワーカー男女約300名を対象に「社会人と集中力に関する調査」を実施した。その結果、「社会人にとって集中力は必要か」の設問では、「必要だと思う/やや必要だと思う」と回答した人が99.4%なのに対し、周囲に比べて「集中力が高い方/やや高い方」と答えた人は55.8%と、わずか半数であることがわかった。

 また、「集中力持続のために支払える金額」を聞いたところ、「500円~3000円未満」が最も多く、20代男性ガムユーザーにおいては、2割超が「1万円以上」と回答するなど、集中力持続に意欲的であることがわかった。

 この調査は、調査期間は2014年5月28日~5月29日、調査対象は全国の20~39歳の男女、営業職以外のオフィスワーカー312名(ガムユーザー:直近3ヶ月以内ガム購入かつ喫食者非ガムユーザー:直近3ヶ月以内ガム非購入かつ非喫食者)、調査方法はインターネット調査(株式会社マクロミル)。

 まず、「あなたは社会人にとって、「集中力」はどの程度必要だと思いますか。」という問いには99.4%が「集中力が必要」と回答。ガムユーザーにおいては100%となった。

 「あなたは仕事中、周囲に比べてどの程度集中力があると思いますか。」については、周囲に比べて「集中力が高い方/やや高い方」と答えた人は55.8%と、わずか半数。20代男性ガムユーザー(61.5%)は、非ガムユーザー(35.9%)より圧倒的に「集中力が高い」と回答した。周囲に比べて「集中力が高い方/やや高い方」と答えた人は、55.8%だった。これは、先ほどの問いで99.4%が「社会人にとって集中力は必要」と考えているにもかかわらず実際には、自分は「集中力が高い」と思っている人がわずか半数しかいないことが明らかになった。また、20代男性は、「非ガムユーザー(35.9%)」より圧倒的に、「ガムユーザー(61.5%)」の方が「集中力が高い」と回答していることが特徴的だ。

 「あなたは仕事をしていて、「お金を払ってでも集中力を持続したい」と思うことはありますか。」については、「思うことがある」と回答した人が約3割いた。中でも、20代男性は、「ガムユーザー(48.7%)」、「非ガムユーザー(35.9%)」にかかわらず、半数弱が集中力のためにお金を払うことに意欲的だった。

 「もし、お金を払えば集中力が持続できるとした場合、あなたは1ヶ月にいくらぐらいまでならお金を支払いたいと思いますか。」については、 集中力を持続するために支払える金額は、「500円~1000円未満」、「1000円~3000円未満」がともに25.3%と最も多く、平均額は「2896円」。中でも、20代男性のガムユーザーは、約4割(36.9%)が「5000円以上」と回答し、「1万円以上」と回答した人も2割超いた。平均金額は他のセグメントの中で最も高い「4592円」となり、20代男性ガムユーザー集中力持続に意欲的であることがわかった。

 今回の調査結果について、神奈川歯科大学名誉教授で咀嚼と脳の研究所所長の小野塚實氏は次のように述べている。「今回の調査で、働き盛りの社会人のほぼ100%が集中力は必要と感じているにもかかわらず、約半数もの人が自身の集中力に自信がないという結果に驚きました。集中力の方程式は<集中力アップ=海馬と前頭前野の活性化+脳のリラックス>です。『海馬と前頭前野の活性化』と『脳のリラックス』は、咀嚼をすることで向上することが私たちの実験で明らかになっています。集中力が低下するこの時期こそ、働き盛りの社会人の皆さんに、いつでも手軽に咀嚼ができるガムを噛むことをおすすめします。」(編集担当:慶尾六郎)

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