【株主総会ライブ】オリンパス議事録

2014年6月27日 13:50

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【6月27日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

問1 ワンオリンパスにより、専門性がなくなり、技術力が弱体化しないか。

答1 個別事業を伸ばすために分社化したが、時間がたったので、リソース活用へと考え方を変更した。技術力を弱めるつもりはないく、社内の能力をいかし成長したい。

問2 買収にあたり、リスクをどう減少するのか。

答2 2年前に経営陣が入れ替えとなり、従前の投資を見直した。2年前の6月に作った中期ビジョンでコア事業に特化することになり、ノンコア事業は損失を出さずに整理する方向。従業員もいるので、雇用の継続と会社の利益をバランスを取り、個別に対処する。バイオロジクスは2月に整理し、大きなところは終わっている。

問3 ソニーとの提携商品はいつでるのか。

答3 システムインテグレーション(手術室を作ってしまう)は実績がでている。次世代内視鏡は開発中でありこれから。期待して欲しい。

問4 海外生産比率とリスクマネジメント

答4 海外生産比率は50%。技術流出については、ブラックボックス化により技術流出を防いでいる。中国ベトナムリスクについては、(1) 出入国停止リスクには、日本人が他の国で立ち上げを行うことで回避。(2) 物流停止リスクは第三国の迂回や中国比率を下げることで。(3)工場襲撃リスクは、漢字ではなくローマ字で表記し、日の丸を掲げることで回避している。

問5 財務基盤の強化の目途と復配。

答5 中期では30%としたが、見直しはしていない。これは自己資本比率4%の時に定めた目標である。現状では、円安と増資により32%。医療事業の標準である50%を目指している。本日の1号議案では準備金の振替も行っている。早期に復配したい。

問6 訴訟の偶発債務はどれくらいをみているか。

答6 863億円である。引き当ては110億円。

問7 ヤフオクで純正品と称するバッテリーを買ったら模倣品だった。L142B。写真は純正品だった。模倣品に対して訴訟などの対策をしてほしい。また問い合わせに誠実に対応してほしい。

答7 申し訳ありません。貴重なご意見として伺います。

問8 社内取締役が3人しかいないのか。

答8 生え抜きは3名である。が執行役は24名いる。社外が多いのはガバナンス強化のため。従業員が生き生きと働けるようしっかりのぞみたい。

問9 八王子石川にビルが完成したら本社を移せ

答9 石川にもう一棟建てる。事情により停止していたが、15000平米で再開する。15年7月着工,16年7月完成。でも、全員入るのは無理である。

問10 幡ヶ谷の土地

答10 幡ヶ谷の土地は土壌汚染の問題があり、駐車場にしている。土壌改良のモニタリングを見て検討する。

問11 内部告発者を配置転換した浜田氏との訴訟では最高裁判決に従わず、浜田氏を誹謗するメールを送るなどしている。浜田、石川氏との訴訟の状況はどうか。

答11 訴訟中なので回答できない。

問12 ジャイラスの暖簾代。

答12 2年半前に過去の財務諸表を訂正した。結構大きな金額を計上していたが費用化した。毎期監査を受けて減損テストをしている。3月で暖簾の合計は989億円あり、5年から20年で償却している。大体毎年100億円消却している。
11時20分終了。【了】

 山口三尊(やまぐち・みつたか)/1967年、東京都出身。私立麻布高校、中央大学法学部卒業。資格試験予備校講師の傍ら、カネボウ、レックスHD株をめぐる裁判で勝利。カネボウ個人株主の権利を守る会代表、アドバンテッジ被害者牛角会代表、東宝被害者の会代表。不動産鑑定士試験合格。サンスター、サイバード、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)、コージツを相手取った判例上も有名な株式取得価格決定申立事件で本人訴訟で勝訴。我が国の少数株主側のキャッシュアウト実務の第一人者。「アドバンテッジ被害牛角株主のブログ」(http://blog.livedoor.jp/advantagehigai)より本人の許可を取った上で転載。

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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。

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