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NY原油:続伸で106.53ドル、イラク情勢悪化で供給不安が浮上
記事提供元:フィスコ
*07:02JST NY原油:続伸で106.53ドル、イラク情勢悪化で供給不安が浮上
NY原油は続伸(NYMEX原油7月限終値:106.53 ↑2.13)。105.68ドルまで下落後、106.56ドルまで上昇した。イラクでは、イスラム教スンニ派過激派組織が大油田地帯の北部で侵攻を続け、首都バグダッドに迫りつつあり、急速に情勢が悪化。この後、内戦状態になれば、OPEC第二位の産油国を震源とする供給不安が広がることになり、最大級の地政学的リスクとしての警戒感から買いが強まった。
一方、米国の5月小売売上高の下振れ、週次新規失業保険申請件数の上振れを受けて、景気の先行き懸念もあり、株価指数が下落。徐々に下げ幅を拡大していく状況に、原油の売りも出て、何度か相場の反落につながった。《KO》
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