日経平均は反発、押し目拾いの需給が大きい【クロージング】

2014年6月11日 16:12

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:12JST 日経平均は反発、押し目拾いの需給が大きい【クロージング】

11日の日経平均は反発となり、74.68円高の15069.48円(出来高概算17億8000万株)と2日ぶりに15000円を回復して取引を終えている。10日の米国市場では上値の重さが意識されるものの、NYダウは4営業日連続で最高値を更新。シカゴ先物が15000円処での底堅い値動きをみせていたこともあり、昨日の下げに対するリバウンドが意識された。ただし、明日からの日銀の金融政策決定会合のほか、週末には先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を控えていることもあり、前日の下げに対する自律反発の域にとどまっている。

もっとも、東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超え、7割近くを占めているなど、15000円辺りでの押し目拾いの強さがみられた。また、昨日は中小型のゲーム株などが軒並み大きく値を下げる展開だったが、その流れを引きずることなく、活発な取引に。後場に入ると、家庭向けを含めた電力小売りを2016年に完全自由化する改正電気事業法が11日午前の参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立したことを受けて関連銘柄が一斉に動意付くなど、個人投資家の良好な需給状況も窺えている。

明日以降はノーサプライズとはいえ、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとするムードから、引き続きこう着感の強いなか、個人主体による材料株物色が活発になりそうだ。なお、安倍首相は10日の官邸で開いた産業競争力会議で、成長戦略に関して「日本経済が一変するとのメッセージを強力に打ち出していくためにも骨太な政策に絞り込んでまとめてもらいたい」と述べている。内容を見極めるまでは、利益確定というよりは、押し目拾いの需給が大きそうだ。《KO》

関連記事