【木村隆のマーケット&銘柄観察】システム情報は新ソリューション時代到来で飛躍目指す

2014年6月10日 09:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  システム情報 <3677> (JQS)は戻り第2ラウンド入りの様相を強めてきた。今2014年9月期の3月中間決算は、売上げ21億8600万円(前年同期は未公表)、経常利益1億4600万円(同)を達成した。9月通期については売上げ45億円(前期比6.4%増)、経常利益3億3600万円(同0.5%減)の従来の見通しを据え置いている。

  損保業界での経営統合システム案件がピークアウトするが、生保向け新規開発案件の取り込みで補うほか、新規エンドユーザー案件の獲得などにより増収を見込む。しかし、外注単価の引き上げ圧力が増大し、人材強化を図るため採用費用も増加することから、利益は足踏みする。

  同社は品質保証のための世界標準であるCMMIについて、国内で7社目となる最高レベルのレベル5を達成したほか、プロジェクト管理の国際標準的な資格であるPMPは従業員の3分の1以上が取得。CMMI、PMPをベースに独自の開発標準(SICP)を策定し、受託する全ての開発プロジェクトへの適用を義務付けるなど、品質強化に努めている。

  現在、今期を初年度に2016年9月期までの3カ年の新中期経営計画を推進している。新規ビジネスの多角化などにより売上げ100億円(前期実績42億3100万円)を目指し、それとともに収益性の重視、顧客満足度の向上を図る。その結果、経常利益率7%以上を目指す。経常利益7億円以上という姿は、現状からの変貌の大きさを示す。

  IT革命をもたらしたCPU・ストレージ・ネットワークの三大要素技術の飛躍的な進化により、「クラウドコンピューティング」「スマートフォン」「ビッグデータ」を活用した新たなソリューションが社会基盤となる時代が到来している。高い技術、高品質を誇る同社の役割は今後重要さを増す存在になりそう。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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