前場に注目すべき3つのポイント~ユニクロが初の値上げに踏み切るとの報道

2014年6月10日 08:17

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記事提供元:フィスコ


*08:19JST 前場に注目すべき3つのポイント~ユニクロが初の値上げに踏み切るとの報道

10日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:ソフトバンク、ファーストリテが上値の重しにも
■外資系証券の注文動向:差し引き70万株の買い越し
■前場の注目材料:ファーストリテ<9983>、ユニクロが初の値上げに踏み切るとの報道

■ソフトバンク、ファーストリテが上値の重しにも

☆日経225想定レンジ:上限15200円-下限15125円

10日の東京市場はやや上値の重さが意識される相場展開になりそうだ。9日の米国市場ではM&Aの発表が相次いだことが材料視され、NYダウ、S&P500指数は史上最高値を更新している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の15165円となり、日経平均は戻り高値水準での底堅い展開が見込まれる。

一方、高値警戒感が根強く、日銀の金融政策決定会合や先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を週末に控え、手掛けづらさもみられる。また、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>にやや買い疲れ感がみられ、利益確定の売りが出やすい状況。

また、ファーストリテ<9983>は、ユニクロが8月に発売する秋冬向けの新商品から5%前後の値上げに踏み切ると報じられている。国内事業の収益確保が狙いだが、値上げによる販売減への警戒感が高まるようだと、日経平均の上値の重しになりかねないだろう。

物色の流れは、個人主体による中小型株にシフトしやすい。足元でミクシィ<2121>は一服ながら、投資資金が他のゲーム関連などに波及する好循環が続いている。10日からロサンゼルスでゲーム見本市(E3)が開催されることもあり、引き続き物色の矛先が向かいやすいだろう。

そのほか、医療ロボット、ビッグデータ、人材、ロープウエーなどのテーマ物色も引き続き注目されるだろう。また、財務省が9日発表した国際収支速報によると、4月の経常収支は訪日観光客の増加で旅行収支が44年ぶりに黒字に転じた。旅行やレジャー関連への波及が注目されそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き70万株の買い越し

朝の外資系証券経由の注文状況は、売り550万株、買い620万株、差し引き70万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

6月3日(火):2220万株の買い越し
6月4日(水):570万株の買い越し
6月5日(木):260万株の買い越し
6月6日(金):830万株の売り越し
6月9日(月):70万株の買い越し

■前場の注目材料

・ファーストリテ<9983>、ユニクロが初の値上げに踏み切るとの報道
・「E3」開催も引き続き刺激に、中小型のゲーム関連の動向に注目
・TPP日米協議、自動車分野も難航

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見予定
08:50 4月第三次産業活動指数(前月比予想:-3.4%、3月:+2.4%)

<海外>

10:30 中国・5月生産者物価指数(前年比予想:-1.5%、4月:-2.0%)
10:30 中国・5月消費者物価指数(前年比予想:+2.4%、4月:+1.8%)《KO》

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