R.E.M.のマイケル・スタイプ、解散後初の曲はまさかのインストに

2014年6月6日 16:00

印刷

記事提供元:Billboard JAPAN

R.E.M.のマイケル・スタイプ、解散後初の曲はまさかのインストに

 R.E.M.が2011年に解散して以来初めて、元フロントマンのマイケル・スタイプが新しい音楽を世に出した。独創性に富んだ同インディ・ロック・バンドの要素を汲みつつも、インストである同曲は、スタイプが過去30年以上にわたりコラボしてきたプロデューサー/監督、トム・ギルロイの映画『ザ・コールド・ランズ(The Cold Lands)』で使用されている。

 共鳴音や完璧なビート、そしてドラマチックなシンセサイザーが、滝のシーンに合わせてフィーチャーされる同曲。キーボードとエレクトリック・ドラムを演奏しているスタイプは、「もしシンガーがいたとしても、それは私ではなかっただろう……今はやりたくないというだけなんだ」と、自身のボーカルを加えるつもりはなかったことを認めており、さらに「この曲はみんなが私に望むものとは違うが、私が提供したいと望んだものなんだ」と話している。

 なお、同曲は今回のプロジェクトに対するスタイプのインタビューが掲載された米ニュースサイト、Salon.comの“ENTERTAINMENT”ページにて聴くことができる。

 今後もこのようなプロジェクトをやっていくのかとの問いに、“わからない”と答えるスタイプ。R.E.M.の解散についてはわだかまりがないようで、近い将来、再結成のようなことも考えていないという。

■関連記事
アリアナ・グランデ 快挙!米ビルボードxTwitterリアルタイム・チャート初の週間ランキングで1位に
イギー・アザリア絶好調! 全米シングル・チャート1&2位を2週連続独占
LGBTの先駆者を称える米TV特番に、アーティストやセレブの出演が続々決定
Dr.ドレーがApple社の従業員に。世界開発者会議で紹介される
ジャック・ホワイトが新曲MV公開! 新作LP盤に奇妙な隠しトラックあり

※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。

関連記事