大岩ジャパン、パリ五輪出場決定 イラクに2-0で勝利 U23アジアカップ・準決勝

2024年4月30日 08:42

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 4月30日(日本時間)、カタール・ドーハのジャシムビンハマドスタジアムでサッカーのU23アジアカップ・準決勝が行われ、日本がイラクに2-0で勝利、パリ五輪出場を決めた。日本の五輪出場は8大会連続となる。日本は、5月4日の決勝でウズベキスタンと対戦する。

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 試合開始から日本は縦パスを中心に攻撃を仕掛け続け、早めの先制点が期待される展開となる。何度か惜しいチャンスを逃すも28分に先制、42分には追加点を奪い2点差を付ける。後半は攻め合いが続くも、守備も安定した試合運びでそのまま2-0で勝利した。

 前半10分、日本は藤田譲瑠チマが中盤から前線の荒木遼太郎へパス、荒木は左サイドからフリーの細谷真大へスルーパスを送る。細谷のPA内から放ったシュートは、GK正面を突き防がれる。

 前半28分、日本は再び藤田が中盤から前線へロングボールを送る。タイミング良くDFの裏に抜け出した細谷がボールを収め反転してDFをかわし、ゴール隅に流し込む。

 前半42分、日本は大畑歩夢が左サイドでDFをかわし、ドリブルで前進、PA手前の藤田にパス。
フリーの藤田はワンタッチでスルーパスを送ると、反応した荒木が冷静にGKとの1対1を制し、ゴールへ流し込む。

 後半からは2点差を追い付きたいイラクが猛攻を仕掛け始めると、日本もカウンターからゴールチャンスを作り出す。お互いゴールポストを叩くシーンもありながら後半は無得点で終了、日本は2点差を守り切った。

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