NY原油:反発で102.66ドル、米製造業指標の上振れで需要期待が先行

2014年6月4日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY原油:反発で102.66ドル、米製造業指標の上振れで需要期待が先行

NY原油は反発(NYMEX原油7月限終値:102.66 ↑0.19)。102.27ドルから一時102.79ドルまで上昇した。この日発表された米国の4月製造業受注指数が上振れとなり、3月分も上方修正されたことを受けて、需要の先行き期待感から買いが強まったとみられる。ユーロ高・ドル安傾向も相場の下支えになった。

一方、欧州株式相場の下落や、米国株価指数が軟調推移となっていたことが、相場の重しになった。また、日本時間4日(水)夜に予定される米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)の発表を控えて、様子見ムードもあったとみられ、売り買いともに限定的になった可能性がある。《KO》

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