NY原油:反発で104.35ドル、米住宅指標の改善を好感

2014年5月24日 08:20

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記事提供元:フィスコ


*08:20JST NY原油:反発で104.35ドル、米住宅指標の改善を好感

NY原油は反発(NYMEX原油7月限終値:104.35 ↑0.61)。103.89ドルから104.50ドルまで上昇した。この日発表された米国の4月新築住宅販売件数が、予想を大きく上回る上昇となり、3月分も上方修正されたことから、景気の先行き見通しの改善による需要増期待から買いが強まった。

そのほか、25日に実施されるウクライナ大統領選挙に絡んで、東部地域での混乱から情勢が緊迫化する可能性があり、ロシア原油に対する供給懸念は根強い。また、リビアでは、反政府勢力の再攻勢的な動きに、原油生産の回復期待(または供給拡大観測)が後退しており、相場の下支え要因になっている。《KO》

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