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NY原油:続伸で102.37ドル、米受け渡し拠点の在庫減少で買い先行
記事提供元:フィスコ
*07:04JST NY原油:続伸で102.37ドル、米受け渡し拠点の在庫減少で買い先行
NY原油は続伸(NYMEX原油6月限終値:102.37 ↑0.67)。101.93ドルから一時102.65ドルまで上昇した。この日発表された米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の原油在庫は増加していたが、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が引き続き減少したことが注目され、ガソリン、留出油が予想外の減少だったこともあり、買いが強まった。
その後、リビアでは一部の油田が操業を再開したもようであり(国営石油会社発表)、売りもみられたが、ウクライナ情勢の先行き懸念も引き続き相場の下支えとなり、102.30ドル付近からは下げ渋る状態になった。
【米週次原油在庫統計(5/9時点)】
原油在庫原油在庫:+94.7万バレル(予想+0万バレル、前回-178.1万バレル)
ガソリン在庫 :-77.2万バレル(予想+30万バレル、前回+160.8万バレル)
留出油在庫 :-112.4万バレル(予想+50万バレル、前回-44.7万バレル)
製油所稼働率 :88.8%(予想90.7%、前回90.2%)《KO》
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