前場に注目すべき3つのポイント~日立製の今期業績見通しは市場予想を下振れ

2014年5月13日 08:17

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記事提供元:フィスコ


*08:20JST 前場に注目すべき3つのポイント~日立製の今期業績見通しは市場予想を下振れ

13日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:米モメンタム株上昇に安心感
■外資系証券の注文動向:差し引き940万株の買い越し
■前場の注目材料:日立製<6501>、今期営業利益見通しは5600億円と市場予想を下回る

■米モメンタム株上昇に安心感

☆日経225想定レンジ:上限14400円-下限14250円

13日の東京市場は堅調な展開が期待される。12日の米国市場ではハイテクの一角や小型株に幅広く買い戻しの動きが広がり、終日堅調な展開となった。NYダウとS&P500指数は史上最高値を更新するなか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の14325円だった。

警戒されていたモメンタム株の上昇の流れを受けて、ソフトバンク<9984>のほか、きつい下げが続いていた新興市場のネット関連などへもリバウンドを狙った資金が向かいやすいだろう。そのほか、円相場は1ドル102円台を回復していることもあり、弱い値動きが続いている自動車セクターへの買戻しも意識させてきそうだ。

もっとも、寄り付き段階で買いが集中する形でギャップ・アップとなりやすく、その後は戻り待ちの売りに抑えられる可能性もある。決算が本格化する中では積極的な上値追いも限られよう。特に強い動きをみせる一方、資金の逃げ足も速いため、波乱含みとなる可能性もあり、神経質な状態は燻るだろう。物色は引き続き決算を手掛かりにした個別対応になりやすい。

■外資系証券の注文動向:差し引き940万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1050万株、買い1990万株、差し引き940万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

5月2日(金):200万株の売り越し
5月7日(水):790万株の売り越し
5月8日(木):210万株の売り越し
5月9日(金):190万株の買い越し
5月12日(月):270万株の売り越し

■前場の注目材料

・米小型株に買い戻しの動き、国内の中小型株の買い戻しに波及するか
・三菱ケミHD<4188>、大陽日酸<4091>を買収へ
・日立製<6501>、今期営業利益見通しは5600億円と市場予想を下回る

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 4月マネーストックM3(前年比予想:+2.8%、3月:+2.9%)《KO》

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