ジョン・レジェンド、ついにファレルから全米No.1の座を奪う

2014年5月9日 12:00

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記事提供元:Billboard JAPAN

ジョン・レジェンド、ついにファレルから全米No.1の座を奪う

 ジョン・レジェンド、自身初のNo.1獲得!「オール・オブ・ミー」が、ついに首位に到達した、5月17日HOT100チャート。

 先週、10週目のNo.1を獲得したファレルの「ハッピー」から、首位の座を勝ち取ったジョン・レジェンド。これまで、R&Bチャートでは3作のアルバムがNo.1に輝いているが、総合(Billboard200)での獲得はなく、シングル、アルバム共に総合チャートで首位を獲得したのは、この「オール・オブ・ミー」が初となる。UK、カナダでは2位、オーストラリア、ニュージーランドでも同時にNo.1を獲得し、ウエディング・ソングとしての需要も含め、全世界がこのジョン節の甘いメロウに酔いしれている。

 そのジョン・レジェンド、ファレルをおさえてNo.1デビューが期待されていた、アリアナ・グランデの「プロブレム」は、残念ながら3位止まりだったものの、昨年大ヒットを記録した「ザ・ウェイ」の最高位9位を大きく更新し、自身初のTOP3入りを果たした。デジタル・セールスが絶好調で、4月28日の発売から、50カ国以上のiTunesチャートでNo.1を獲得し、さらにiTunes史上、歴代最速の37分で首位に到達するという記録を打ち出した。

 その「プロブレム」のパートナー、イギー・アザレアにとっても初のTOP3入りで、さらに4位にも自身のタイトル「ファンシー」が上昇し、TOP5同時ランクインという快挙を成し遂げた。イギー・アザレアは、インスタグラムなどのSNSツールで奇抜なファッションをアップすると同時に、ファッション・ブランドの広告を務めるなど同世代の女子に支持されまくっているラッパーで、デフジャムと契約し、昨年の4月にアルバム『ザ・ニュー・クラシック』でデビュー。女性ラッパーとしては、今最も注目されている存在で、この2曲のヒットにより2014年ブレイクは必須!

 1983年に制作されたマイケル・ジャクソンの未発表曲「ラヴ・ネヴァー・フェルト・ソー・グッド」は、20位に初登場。5月13日にリリースされるアルバム『エスケイプ』からの1stシングルで、あの『スリラー』と同時期にレコーディングされたという伝説の1曲。解禁からエアプレイ、ストリーミング回数共に好調で、アルバム・リリース週にむけてさらにポイントを伸ばせば、マイケルにとっては2001年にリリースした「ユー・ロック・マイ・ワールド」以来、約13年ぶりの快挙となる。

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