東芝:14年3月期の純利益を35%減に下方修正、米・原発事業開発会社の資産価値見直しや非継続事業の損失計上で

2014年5月7日 19:43

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【5月7日、さくらフィナンシャルニュース=東京】東芝(東・名:6502)は7日、2014年3月期の通期連結業績予想(米国基準)を修正し、純利益を前回予想1000億円から前年比35%減の500億円に引き下げた。米国・テキサス州で進められているABWR型原子力発電所の新規建設プロジェクトの進捗状況をもとに、同社が出資する事業開発会社の資産価値を見直したことに加え、光学ドライブ事業の譲渡など非継続事業からの損失が影響する。

一方、売上高は同6兆3000億円から同13%増の6兆5000億円に引き上げた。営業利益については前回予想の2900億円(前年比47%増)を据え置いた。【了】

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