【アナリスト水田雅展の銘柄分析】OBARA GROUPは好業績を評価して上値追う流れに変化なく押し目買い好機

2014年5月2日 07:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  溶接機器のOBARA GROUP <6877> の株価は、業績見通し増額修正を好感した4月高値から一旦反落したが、目先的な過熱感が解消した。好業績を評価して上値を追う流れに変化はなく、押し目買いの好機だろう。なお5月7日に第2四半期累計(10月~3月)の業績発表を予定している。

  自動車業界向け抵抗溶接機器や造船・建設業界向けアーク溶接機器を主力とする溶接機器関連事業、エレクトロニクス業界向け平面研磨装置や洗浄装置を主力とする研磨装置関連事業を展開している。溶接機器関連事業では、中長期的な市場拡大に向けて弾力的な供給体制を整備するため、中国(南京・上海)の設備能力を増強している。

  今期(14年9月期)の連結業績見通し(3月27日に第2四半期累計と通期見通しを増額修正)は、売上高が前期比15.3%増の445億円、営業利益が同23.4%増の77億50百万円、経常利益が同11.0%増の81億50百万円、純利益が同12.1%増の51億50百万円としている。

  期初時点の減益見通しから一転して2桁増益見通しとなった。期初時点では自動車関連の設備投資需要が落ち着いた状況になる見込みとしていたが、アジア地域での需要が引き続き高水準のようだ。世界の自動車関連の設備投資は依然として活発であり、研磨装置関連事業も半導体関連の設備投資が回復傾向を強めている。想定為替レートは1米ドル=98円60銭と保守的であり、通期再増額の可能性が高いだろう。

  株価の動きを見ると、3月27日の業績見通し増額修正を好感して急伸した4月9日高値4310円から、利益確定売りや地合い悪化の影響で一旦反落して4月15日の3560円まで調整した。しかし目先的な過熱感が解消し、足元では3800円~3900円近辺まで戻して目先的な売り一巡感を強めている。

  5月1日の終値3805円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS265円12銭で算出)は14~15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1596円45銭で算出)は2.4倍近辺である。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線から反発の動きを強めている。好業績を評価して上値を追う流れに変化はなく、押し目買いの好機だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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