先物主導で売り仕掛けが入りやすい需給状況か/東京株オープニングコメント

2014年5月1日 07:58

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記事提供元:フィスコ


*07:58JST 先物主導で売り仕掛けが入りやすい需給状況か
 1日の東京市場はこう着感の強い相場展開が続きそうである。4月30日の米国市場は、FOMC(連邦公開市場委員会)で量的緩和縮小が発表されたものの、予想通りの内容だったことで、緩やかに上昇する展開。NYダウは最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の14290円となり、まずはこの流れを引き継ぐ格好での上昇が見込めよう。

 しかし、決算発表が本格化する中、物色は個別対応になり、相場全体を押し上げる展開は考えづらいところ。また、マザーズ指数が約7ヶ月ぶりの安値を付けるなど、ネットやバイオ関連といった個人主体の銘柄の弱い値動きによって投資余力が低下している。サイバエージ<4751>の投資判断の格下げも観測されており、米国同様、モメンタム株の下げが警戒されよう。

 決算に絡んだ物色が中心になりやすく、ポジティブ視されそうなのが大東建<1878>、キリンHD<2503>、牧野フ<6135>、エプソン<6724>、日東電<6988>など。ネガティブ視されそうなのがイビデン<4062>、TOTO<5332>、栗田工<6370>、富士通<6702>などとみられる。

 日経平均についてはボリンジャーバンドの-1σと中心値(25日)とのレンジ内での推移。一目均衡表では転換線が上値抵抗として意識されやすい。リバウンド機運が高まらないなかでは、先物主導による短期筋の売り仕掛けが入りやすい需給状況と考えられる。《TN》

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