日経平均は反発、手掛かり材料難の中で薄商いも底堅く推移

2014年4月18日 15:05

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記事提供元:フィスコ


*15:05JST 日経平均は反発、手掛かり材料難の中で薄商いも底堅く推移
日経平均は反発。為替市場における円高一服など、外部環境の落ち着きが支援材料となり、主力株を中心に買い先行でスタートした。ただし、今晩の欧米市場が休場であるため取引参加者が減少する中で、方向感の乏しい展開に。手掛かり材料難の中で積極的な売買は手控えられ、物色は値動きの軽い中小型株などに向かった。

大引けの日経平均は前日比98.74円高の14516.27円となった。東証1部の売買高は12億3540万株、売買代金は1兆1502億円だった。業種別では、金属製品やその他金融、ゴム製品、鉱業、サービス、保険、電気機器、建設、不動産などが上昇。一方、パルプ・紙や海運、陸運などが軟調だった。

個別では、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>など、メガバンクが堅調。また、三井不<8801>や三菱地所<8802>なども買い優勢に。その他、家電量販各社が格安スマホの販売に参入すると伝わり、IIJ<3774>が大幅高となった。一方、ホンダ<7267>や日産自<7201>、コマツ<6301>などが軟調。また、前期業績を下方修正した東光高岳<6617>が大幅安となった。《OY》

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