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ソフトバンクが1円とはいえプラスで終えたことは安心感に【クロージング】
記事提供元:フィスコ
*16:13JST ソフトバンクが1円とはいえプラスで終えたことは安心感に【クロージング】
17日の日経平均は僅かに下落となり、0.15円安の14417.53円(出来高概算19億株)で取引を終えた。16日の米国市場は上昇したが、決算を受けて時間外でグーグル、IBMなどが弱い動きをみせていたこともあり、利益確定の流れが先行した。その後は、GPIFに絡んだ報道などもあって切り返す局面もみられたが、前日に今年2番目の上昇をみせた反動も意識されやすかった。
もっとも、政策期待などから下を売り込む流れにはならず、一方で先物市場では断続的な買いが続くなか、日経平均は前日の終値を挟んでの推移となるなど底堅さが意識されていた。また、市場のセンチメントに影響を与えやすいソフトバンク<9984>が1円とはいえプラスで終えたことも安心感につながる。
明日は欧米市場が休場となることから海外のフローは減少するとみられ、薄商いの中を先物主導による仕掛け的な売買に左右させられる可能性がある。日経平均は25日線までのリバウンドによって短期的には達成感も意識される。この抵抗突破には材料が不可欠であり、引き続き要人発言などで急動意をみせやすい。
また、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>といった指数インパクトの大きい銘柄の値動きも荒くなりそうだ。その他は、来週から日本でも決算が本格化してくるため、決算を手掛かりとした個別物色に。売り込まれていた好業績銘柄への見直しも意識されてきそうである。《KO》
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