日経平均は横ばい、今晩の米国株安に対する警戒感が重しに

2014年4月17日 15:07

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記事提供元:フィスコ


*15:07JST 日経平均は横ばい、今晩の米国株安に対する警戒感が重しに
日経平均は横ばい。前日に日経平均は400円超の急伸となった反動から、主力株を中心に利益確定売り優勢の展開となった。また、米グーグルやIBMが決算発表を受けて時間外で大幅下落となり、今晩の米国株安に対する警戒感が先行する格好にも。

大引けの日経平均は前日比0.15円安の14417.53円となった。東証1部の売買高は19億679万株、売買代金は1兆7980億円だった。業種別では、海運や繊維製品、その他製品、電気・ガス、倉庫・運輸、空運、その他金融、水産・農林、陸運などが堅調。一方、金属製品やゴム製品、輸送用機器、保険などが下落した。

個別では、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>など、自動車株が軟調。また、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>など、メガバンクもさえない動きに。その他、東エレク<8035>やスクリーン<7735>など、半導体製造装置関連の下落が目立っていた。一方、キヤノン<7751>は1-3月期の好業績観測報道が好感され堅調。また、ファナック<6954>やクボタ<6326>など、機械セクターの一角が買い優勢となった。《OY》

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