トヨタ:「パッソ」をマイナーチェンジ、ガソリン車の最高燃費27.6km/Lを実現

2014年4月15日 00:02

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【4月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 トヨタ(東・名・札・福:7203)は14日、コンパクトカーの「パッソ」をマイナーチェンジして販売を開始した。

 今回のマイナーチェンジでは、低燃費を追求し、1.0Lの2WD車(X“V package”は除く)でガソリンエンジン登録車としてトップとなる27.6km/L(JC08モード燃費)を実現した。また、4WD車の燃費も向上し、「エコカー減税」の減税対象となった。

 デザイン面では、キャラクターの異なる「パッソ X、G」と「パッソ +Hana」のそれぞれがもつ個性を追求。「パッソ X、G」は、ワイド感と低重心を強調したフロントバンパーや切れ長感のあるヘッドランプを採用し、端正なフロントビューを実現。「パッソ +Hana」は、丸いモチーフのアッパーグリルやフォグランプ、ロアグリルを連続させた特徴的なデザインを採用し、かわいらしさを表現した。加えて、双方に上級仕様の“G package”をに設定し、選択肢を広げた。

 装備面では、全車にVSC&TRC(横滑り、空転防止装置)や緊急ブレーキシグナルを標準装備。オート電動格納式ドアミラーやスーパーUVカット・IRカット機能付フロントドアガラスの新設定など、快適装備も充実させた。

 メーカー希望小売価格は「パッソ X、G」が109万8655円〜147万1745円、「パッソ +Hana」が160万5273円。

 なお、ダイハツが販売している「パッソ」の同型車「ブーン」も同様に、マイナーチェンジを行っている。【了】

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