日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は13円安、米企業決算への警戒感などが重し

2014年4月14日 12:58

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記事提供元:フィスコ


*12:58JST 日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は13円安、米企業決算への警戒感などが重し

【日経平均はプラス転換で後場スタート、ファナックが下げ幅縮小】

12時58分現在の日経平均株価は、13946.28円(前日比-13.77円)で推移。日経平均はプラスに転じて始まった。ランチタイムの225先物は13940-13960円辺りでのこう着が続いていたが、現物の後場寄り付き直前に13980円まで戻していた。昼のバスケットは小幅に買い越しとの観測。円相場は1ドル=101円55銭、1ユーロ=140円65銭辺りでの推移。

セクターでは鉱業、輸送用機器、石油・石炭、保険、食料品、銀行などが堅調。一方で、海運、ゴム製品、ガラス・土石、空運、電力・ガス、証券、小売などが冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>が引き続き弱含みだが、ファナック<6954>は下げ幅を縮めている。しかし、ソフトバンク<9984>は下げ幅を広げるなど、仕掛け的な売買に左右させられているようである。

引き続き日銀の追加緩和期待などが下支え要因になる一方、本格化する米国企業決算発表への警戒感、ウクライナ情勢緊迫化などを背景に上値の重い展開になっている。

【ドル・円は101円56銭付近、東京株式市場の弱含みで上げ渋る展開】

ドル・円は101円56銭で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移していることで上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3822ドルから1.3861ドルで推移。ウクライナ情勢の緊迫化、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測で上げ渋る展開。ユーロ・円は、140円43銭から140円81銭で推移。

12時58分時点のドル・円は101円56銭、ユーロ・円は140円68銭、ポンド・円は169円95銭、豪ドル・円は95円39銭付近で推移。上海総合指数は、2121.50(前日比-0.42%)で前引け。《KO》

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