概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は4日ぶり反発、ペトロブラスなど大型銘柄の上昇が指数をサポート

2014年4月14日 09:55

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記事提供元:フィスコ


*09:55JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は4日ぶり反発、ペトロブラスなど大型銘柄の上昇が指数をサポート
【ブラジル】ボベスパ指数 51867.29 +1.45%
11日のブラジル市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比739.81ポイント高(+1.45%)の51867.29で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは51、値下がり20、変わらず2と買いが優勢。通信を除くすべてのセクターが上昇し、中でも石油・ガスや消費財に買いが集中した。

朝方は軟調な展開を示したが、その後は徐々に買い戻された。ウエートの高い石油・ガス大手ペトロブラス(PETR4)などの上昇が指数をサポート。当局がガソリンに混合されるエタノールの割合を現在の25%から27.5%に引き上げることを検討しているとの報道が好感された。国内のガソリン価格は政府によって統制されているため、ペトロブラスは輸入部門で大きな赤字を計上。エタノールの割合が引き上げられれば、石油製品の輸入減少につながると期待されている。

【ロシア】MICEX指数 1362.40 -0.39%
11日のロシア市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比5.31ポイント安の1362.40で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは15、値下がり33、変わらず2と売りが優勢となった。

売りが先行した後はいったんプラス圏を回復したが、その後は再びマイナス圏に転落。ジェイコブ・ルー米財務長官が「ロシアに対する制裁強化の用意がある」と発言したことが警戒され、天然ガス大手ガスプロム(GAZP)など資源大手に売りが広がった。また、欧米市場の下落など外部環境の不安定も指数の足かせとなった。

【インド】SENSEX指数 22628.96 -0.38%
11日のインドSENSEX指数は反落。米国やアジアなど海外株式相場の下落を受けて、寄り付きから軟調な展開。前日10日まで連日で過去最高値を更新したとあり、いったん利益を確定する売りが優勢になった。これまでの相場上昇をけん引してきた金融や資本財、自動車・二輪など景気敏感株が軒並み売られて指数を圧迫。一方、業界でM&A(合併・買収)の流れが活気付くとの観測が浮上した製薬関連は軒並み上昇して相場全体をサポートした。

【中国本土】上海総合指数 2130.54 -0.18%
11日の上海総合指数は5営業日ぶり反落。前日の欧米株安が警戒材料。また、前日まで4連騰した後でもあり、翌週に1-3月期の国内総生産(GDP)を控えて、ひとまず利益を確定する動きが強まった。ただ、指数の下値は限定的。上海・香港市場間の相互取引が承認されたことを受け、前日に続き資金流入への思惑が相場を下支えた。また、広東省などで大型の投資プロジェクトが確定したとの報道もサポート材料となった。《FA》

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