踏ん張りを見せておきたいところ／日経225・本日の想定レンジ

*07:54JST 踏ん張りを見せておきたいところ
[本日の想定レンジ]
　11日のNY市場は下落。大手行決算を嫌気して小幅下落して始まった。一時ナスダック総合指数が僅かに上昇に転じる場面もあったが、ネット関連株や小型株を中心に再び下げ幅を拡大する展開となった。ダウ平均は143.47ドル安の16026.75、ナスダックは54.37ポイント安の3999.73。シカゴ日経225先物清算値は大証比160円安の13900円。

　14000円を挟んでの小康状態になりそうである。ボリンジャーバンドでは-2σを割り込んでおり、売られ過ぎ感から売り込みづらいところ。前週は週間で1000円超の下げとなり、値ごろ感も意識されてくる。しかし、明確なボトムシグナルを形成させるとなれば、いったんは大きく下振れをみせてくる可能性はある。週足の一目均衡表では雲上限を割り込んできており、踏ん張りを見せておきたいところではある。なお、先週末の下げで新値足の陰線は4本となり、陽転のためのハードルは15135円辺りから14330円辺りと大きく切り下がっている。踏ん張り処であろう。13800-14000円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 14000円−下限 13800円《TM》