関連記事
日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は145円安、追加緩和期待の後退による円高を嫌気
*09:34JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は145円安、追加緩和期待の後退による円高を嫌気
【日経平均は170円安でスタート、追加緩和期待の後退による円高を嫌気】
9時33分現在の日経平均株価は、14461.56円(前日比-145.32円)で推移。日経平均は大幅続落で始まった。前日の金融政策決定会議後の黒田総裁による会見で、追加の金融緩和期待が後退したことで円買いが強まり、シカゴ先物は大阪比で200円を超える下げとなったことが影響した。ただ、米国株の下げがいったん止まったほか、米ネット関連などの切り返し、時間外では非鉄大手アルコアの予想を上回る決算を受けた上昇のなか、シカゴ先物は上回ってのスタートに。
売買代金上位では、ソフトバンク<9984>がプラスに転じてきている。そのほか、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、武田薬品<4502>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>、ソニー<6758>などが軟調だが、下げ渋りをみせている。セクターでは、不動産、海運、電力・ガス、金属製品、保険、機械、輸送用機器、鉄鋼、その他金融、電気機器が冴えない。
【ドル・円は102円03銭、株安を意識したリスク回避的な円買いは拡大せず】
ドル・円は102円03銭付近で推移。株安を意識したリスク回避的な円買いは拡大していない。日銀による早期追加緩和の思惑は後退しているが、可能性は排除されていないだけに、金融政策の現状維持を嫌気したドル売りが継続する可能性は低いとみられている。101円台後半には顧客筋などのドル買いオーダーが残されており、ドル・円は101円80銭前後で下げ渋るとの声が聞かれている。
9時33分時点のドル・円は102円03銭、ユーロ・円は140円67銭、ポンド・円は170円81銭、豪ドル・円は95円31銭付近で推移している。《KO》
スポンサードリンク

