日経平均は反落スタート、米雇用統計待ちのなか利益確定売りが優勢に

2014年4月4日 09:19

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;15005.54;-66.34TOPIX;1213.13;-3.64

[寄り付き概況]

 日経平均は反落して始まった。3日の米国市場では雇用統計待ちで上値を抑えられていた流れを引き継いだ格好。日経平均は前日に終値ベースで3月11日以来の15000円を回復したほか、TOPIXは2011年9月以来の9営業日続伸となるなか、短期的な過熱感からの利益確定の売りが優勢。セクターでは情報・通信、水産・農林、証券、精密機器、その他製品、陸運、繊維、石油・石炭、卸売、電気機器などが軟調。一方で、ゴム製品、その他金融、不動産、鉱業などが小幅に上昇して始まっている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに下落。売買代金上では値下がり銘柄が多く、ソフトバンク<9984>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ホンダ<7267>、ファーストリテ<9983>、日本通信<9424>、サイバダイン<7779>、富士重<7270>が冴えない。一方、ファナック<6954>、JT<2914>、マツダ<7261>、ソニー<6758>、三井不<8801>、住友不<8830>などが堅調。《KO》

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