【木村隆のマーケット&銘柄観察】ネオスは業績低迷は一時的、スマート革命をリードする存在に

2014年3月25日 09:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ネオス<3627>(東1)は反転相場への瀬踏みを開始したニュアンスだ。1月10日に発表した前2014年2月期の第3四半期累計決算は、売上げこそ57億2200万円(前年同期比16.1%増)と好調だったが、営業利益は1億4900万円(同50.8%減)と、大幅減益に見舞われた。

 そして通期の業績は、売上げこそ73億円(前期比10.4%増)を据え置いたが、営業利益は4億2000万円から1億9100万円(同39.9%減)に引き下げた。好業績期待が大きかった分失望感も強く、決算発表後の2月4日には880円まで売り込まれた。その後のリバウンドを経て、3月24日には再び856円まで売られたが、チャート的にはこれで2点底形成のパターンとなり出直りのへ態勢が整ったことになる。

 4月11日に決算発表の予定にある。業績低迷は前期でピリオドを打ち、今期は大幅な変化率を伴った増益転換が有力で、相場の風景も今とはがらり違うものになりそう。

 前期の減益の要因は、第3四半期に大型の不採算プロジェクトが発生したため、売上計上された当該プロジェクトについて損失等を計上するとともに、今後見込まれる損失も工事損失引当金として計上したことによる一時的なもの。

 同社は、携帯電話に実装するアプリケーションソフトやコンテンツ配信システム等を開発し、サービス提供を行っている。主要取引先は、携帯通信事業者、携帯電話端末メーカー、コンテンツプロバイダー、広告代理店など。

 現在、さまざまなスマートデバイスがクラウド環境を通じ、いつでも、どこでも多様なサービスが利用できる「スマート革命」時代が進行中。そうした中、同社は「スマートフォン・カンパニー」として、中長期的な視野に立ち、「スマート革命」をリードするプロダクト、サービス、デバイスの提供を推進していく方針。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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