NY原油:続落で100.03ドル、中国懸念で需要後退思惑から売り続く

2014年3月12日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY原油:続落で100.03ドル、中国懸念で需要後退思惑から売り続く

NY原油は続落(NYMEX原油4月限終値:100.03 ↓1.09)。中国の経済や金融システムへの懸念から、銅相場が下落する状況に、原油も需要後退思惑による売りが優勢となり、101.08ドルを高値に、一時99.88ドルまで下落した。

中国企業の社債が新たにデフォルト(債務不履行)となる可能性があるとの観測が浮上したもよう。また、日本時間12日午後11時30分に米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)発表が予定されており、原油在庫の増加予想も相場の重石になったとみられる。通常取引の終値は何とか100ドル台を保ったものの、その後の時間外取引では99.64ドルまで下落が進んでいる。《KO》

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