関連記事
“ベーコンのない人生は耐えられない” 目覚まし、アイス、コンドーム…が海外で作られる理由とは
米国の食肉加工会社オスカーメイヤー社が、ベーコンの焼ける音と香りで起こしてくれるiOS 用目覚ましアプリWake Up & Smell the Bacon を発表した。
アプリ単体だけでも、ベーコンの焼ける音が鳴る目覚まし時計として使用できる。しかし、専用の香り端末をイヤフォンジャックに付けることで、アラーム音とともにベーコンの焼ける香りを噴出する「ベーコン目覚まし時計」になる。
この、イヤホンジャックにつける端末はScenteeといい、日本の着パフ株式会社によるものだ。海外メディアThrillistでは、コーヒーやシナモンロールなど、同社の他のラインナップも紹介している。
【ベーコン目覚ましアプリの評判は上々】
ベーコン目覚ましアプリの使用感はどうだろうか。専用デバイスの香りは想像していたよりもかなり良い、とUSAトゥディ紙は報道している。アラーム音も、爪で黒板を引っ掻く音よりも効き目がある。それでも起きない時は、アプリから優しい男性の声がささやいてくれる。「ベーコンのない世界は、世界がない地球のようなものだ。」「時がうつろい、文明が崩壊しても、ベーコンは永遠なり。」
Wake Up & Smell the Baconアプリは、iTunes Storeにて無料配信している。では、香りの専用端末はどうやって手に入れるのか。Oscar Mayor Wake Up & Smell The Baconのサイトから、香り専用端末の抽選に応募することができる。3月6日から4月4日まで受付中だ。
ベーコン目覚ましアプリは、海外における最近のベーコンブームを象徴している。
【ベーコンに夢中】
ソチ冬季五輪で、スノーボードのスロープスタイルに出場し、金メダルを取ったセージ・コッツェンバーグはツイッターでつぶやいた。「ソチオリンピックのメダルがベーコンで出来ていたらいいのに」と。
実際、ベーコン商品が市場にあふれている。ベーコン味のバーボンやチョコバー、マティーニ、マヨネーズ、アイスクリームは各地で販売されている。『Livescience』によると、ベーコン・コンドーム、ベーコン味のする封筒やベーコン・リップバームまである。マーケット調査グループの情報によると、2013年、アメリカにおけるベーコンの売上は9.5%上昇しほぼ40億ドルの最高額に達した。
一方、ベーコンが健康に及ぼす影響が懸念されている。2012年に米国医師協会で発表された研究によると、1日一回赤肉を食べるなら、ガンや心臓病等の原因で死亡するリスクが13%増加する。しかし、ベーコンやソーセージ等加工肉を食べるなら、リスクは20%も増加する。
ベーコンに対する否定的な意見も聞こえ始めている。しかし、ベーコンが死ぬほど好きな人にとって、ベーコンがない人生は耐えられない。そこで絶対に必要な製品の登場だ。ベーコンをテーマにした棺桶はどうだろうか、と『Livescience』は結んでいる。
■関連記事
・1年で3倍!日本のアプリ市場が世界一に 海外「将来性大きい」と熱視線
・米フェイスブック、訴えられる メッセージの読み取りに海外メディア賛否両論
・WhatsAppを見限る?“Facebookは信用できない”海外ユーザーの反応とは
※この記事はNewSphereより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク