NY金:続伸で1351.8ドル、ECB追加緩和措置見送りによるユーロ高で買いが強まる

2014年3月7日 07:01

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY金:続伸で1351.8ドル、ECB追加緩和措置見送りによるユーロ高で買いが強まる

NY金は続伸(COMEX金4月限終値:1351.8 ↑11.5)。寄り付近の1335.0ドルを安値に、1352.5ドルまで上昇し、その後も1350ドル前後での推移が続いた。この日、欧州中央銀行(ECB)が政策金利(0.25%)の据え置きを決めたが、その後発表された米国の前週分新規失業保険申請件数の減少を受けて、当初は上げ渋る状態となった。

しかし、ドラギECB総裁が会見で「証券市場プログラム(SMP)による資金供給の不胎化停止の理由を見出せない」と述べ、追加緩和措置も見送られたことから、ユーロが対ドルで1.37台前半から1.38台後半まで急伸し、ドル建て価格の割安感により金の買いが強まった。《KO》

関連記事