欧米為替見通し:女の戦い、イエレンFRB議長 VS ナビウリナ露中銀総裁

2014年3月5日 17:04

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記事提供元:フィスコ


*17:04JST 欧米為替見通し:女の戦い、イエレンFRB議長 VS ナビウリナ露中銀総裁

本日5日の欧米市場のドル・円は、ウクライナ情勢の緊迫度合いがやや緩和する中、米国2月のADP雇用統計やベージュブック(地区連銀経済報告)を見極める展開となる。

プーチン・ロシア大統領が、クリミア半島での軍事演習の停止を命令したものの、5月25日のウクライナ大統領選挙を認めないと警告したことで、ウクライナ情勢は、依然として予断を許せない状況が続く。

本日は、米国2月の雇用統計を見極める意味で、米国2月のADP雇用統計、イエレン第15代FRB議長の下での初めての連邦公開市場委員会(FOMC)での景況感判断材料となるベージュブック(地区連銀経済報告)を見極める展開となる。

オバマ米大統領が、ロシアの軍事侵攻は国際法違反として、金融制裁(OFAC規制)を発動する可能性を警告している。

ロシアは、オバマ米政権が金融制裁を発動するならば、外貨準備(昨年末:約5000億ドル)の米国債(昨年末:約1386億ドル)を売却する、と警告している。

ナビウリナ・ロシア中銀総裁(G8で初の女性中銀総裁)は、3月3日に政策金利を7.0%へ引き上げ、米ドル売り・ルーブル買い介入を約120億ドル実施した。

このペースで介入した場合、10回程度で米国債は売り切ることができるが、イエレン第15代FRB議長(G8で2人目の女性中銀総裁)がテーパリング(量的緩和縮小)を中断すれば、買い取ることが可能となる。

【今日の欧米市場の予定】

18:00 ユーロ圏・2月PMIサービス業改定値(予想:51.7)
18:00 ユーロ圏・2月総合景気指数改定値(予想:52.7)
19:00 ユーロ圏・1月小売売上高(前月比予想:+0.8%、12月:-1.6%)
19:00 ユーロ圏・10-12月期域内総生産改定値(前年比予想:+0.5%)
21:00 米・前週分MBA住宅ローン申請指数(前回:-8.5%)
22:15 米・2月ADP雇用統計(予想:+15.5万人、1月:+17.5万人)
24:00 カナダ中銀が政策金利発表(予想:1.00%に据え置き)
24:00 米・2月ISM非製造業総合景況指数(予想:53.5、1月:54.0)
04:00 米地区連銀経済報告公表《KO》

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