NY金：反発で1350.3ドル、ウクライナ情勢緊迫で安全資産としての買いが活発化

*07:01JST NY金：反発で1350.3ドル、ウクライナ情勢緊迫で安全資産としての買いが活発化

NY金は反発（COMEX金4月限終値：1350.3　↑28.7）。ロシア上院がウクライナで軍が行動することを承認、ロシアの軍事介入の可能性が高まったことで、安全資産として金を買う動きが通常取引開始前から活発になっており、寄り後まもなくつけた1344.6ドルが安値となった。

そして、「ロシア黒海艦隊司令部がクリミアのウクライナ軍に対し、日本時間4日正午までに投降しなければ攻撃すると最後通告(ウクライナ国防省筋)」との一部報道を受けて、買いが一段と強まり、高値1355.0ドルまで上昇した。その後は、「ロシア国防省が否定(関係者)」と伝えられたこともあり、利食いとみられる売りが徐々に優勢となり、いったん1350ドル割れに反落した。《KO》