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【中国の視点】「ベビーブーム」は簡単にはやってこない、第2子は「ぜいたく品」
記事提供元:フィスコ
*08:19JST 【中国の視点】「ベビーブーム」は簡単にはやってこない、第2子は「ぜいたく品」
「一人っ子政策」は北京市などで相次いで緩和されている。今後は全国まで広げていくため、中国で「ベビーブーム」が到来するとの期待が高まっている。
一方、中国では、ベビーブームが簡単にはやってこないとの見方が優勢になっている。一人っ子政策は1979年から実施されているものの、農村部や自営業者、民営企業などに務めている人には比較的に緩和されていたという社会背景がある。多くの一人っ子は都市部に集中し、親は政府部門あるいは国営企業に勤めているケースが多い。都市部における住宅価格の高騰や教育費支出の急増などを受け、2人目をもうけることが中間層以上でないと厳しいと指摘された。
上海市在住のカップルを対象に実施した調査では、7割の人が第2子をほしいと思わないと回答した。ただ、そのうちの46%は第2子を産む可能性もあると回答。また、全国で最も早く一人っ子政策の緩和を適用した浙江省の舟山市では、適用されて3カ月が経過した時点、申請したカップルは300組にとどまったというデータが示された。
第2子をもうけない理由について、経済的な理由だと回答した人は圧倒的に多いという。中国では、結婚する際に男性側が住宅を用意するケースが一般的になっているため、男性側の両親の負担が大きいと指摘された。都市部では、第2子も男子が生まれた場合、家計負債が急増する恐れがあるため、第2子の出産を断念するカップルが多いと報告されている。《ZN》
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