NY金:反発で1331.8ドル、ウクライナ情勢の緊迫化で買い優勢に

2014年2月28日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY金:反発で1331.8ドル、ウクライナ情勢の緊迫化で買い優勢に

NY金は反発(COMEX金4月限終値:1331.8 ↑3.8)。1329.80ドルを安値に、1336.40ドルまで上昇し、その後は1333ドル前後での推移となった。ウクライナとロシアの間でクリミア半島情勢をめぐり緊張が高まる状況が続いていることで、安全資産としての金の買いが優勢になった。ウクライナは27日、「クリミア半島でロシア軍の動きがあれば侵略行為とみなす」とし、一方、ロシアは「ロシア系住民の権利を断固たる態度で守る」と表明した。

また、先日のG20財務相・中銀総裁会議で、米国の量的緩和の縮小継続方針が容認される形になったことを受けて、27日のイエレン米FRB議長の上院証言が注目されたが、特にタカ派的とならなかったことも金の買いにつながった。《KO》

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