NY金:続伸で1338.0ドル、米中経済への懸念、ウクライナの先行き不安で買い優勢

2014年2月25日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY金:続伸で1338.0ドル、米中経済への懸念、ウクライナの先行き不安で買い優勢

NY金は続伸(COMEX金4月限終値:1338.0 ↑14.4)。1328.7ドルを安値に、1339.2ドルまで上昇し、その後も1337ドル前後での推移が続いた。中国の1月主要70都市の新築住宅価格の伸びが1年2カ月ぶりに鈍化した、との一部報道を受けて、中国経済への懸念から安全資産としての金買いの動きが先行したとみられる。

そして、NY時間に発表された米国の1月シカゴ連銀全米活動指数が予想以上に落ち込み、12月分がマイナスに修正されたことも懸念され、金買いがさらに強まったとの見方。また、金相場では、ウクライナについて、先行きの不安な面(債務問題、ロシアの動向など)に目が向けられているもよう。《KO》

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