来週の相場で注目すべき3つのポイント:イエレンFRB議長証言、TモバイルUS決算、携帯電話見本市

2014年2月22日 20:04

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記事提供元:フィスコ


*20:04JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:イエレンFRB議長証言、TモバイルUS決算、携帯電話見本市

■株式相場見通し

予想レンジ:上限15200-下限14200円

来週は、心理的な節目である14800円レベルと同水準に位置する25日線や26週線、そして節目の15000円を明確に捉えてくるまでは、強気にはなりづらい需給状況であろう。2月2週の投資主体別売買動向では、海外投資家が先物で10週ぶりに買い越しに転じた。2月3週も買い越しとなっていれば市場のムードもやや明るさをみせそうだ。まずは、海外勢の需給動向と、これらのテクニカル的な抵抗突破を見極めたいところ。

日経平均が抵抗をクリアしてくるようだと、先物主導によるインデックス買いが押し上げる格好となり、指数連動性の大きい銘柄などに資金が向かいやすい。一方、抵抗レベルでの攻防となるようだと、個人主体による材料株への物色が中心になろう。

受け渡しベースでは3月相場入りとなるが、NISA資金への思惑なども強まりやすく、配当を意識した物色に向かわせよう。足元では増配を発表する企業が相次いでいることも、配当に関心を向かわせやすい。そのほか、24日から携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス」がスペイン・バルセロナで開かれる。スマホ関連からアプリなどのSNS関連、さらに電子部品などへの関連に物色の対象が広がりをみせてくる可能性がありそうだ。そのほか、TモバイルUSの決算が予定されているが、ソフトバンク<9984>による買収への思惑が高まりそうだ。

■為替市場見通し

来週のドル・円は、悪天候のために13日から27日に延期されたイエレン第15代米国連邦準備理事会(FRB)議長の上院での議会証言を見極める展開となる。悪天候により米国の景況感悪化懸念が高まっていること、FRBのテーパリング(量的緩和縮小)を受けて新興国からの資本流出が加速しており、テーパリングの中断観測が高まりつつある。


■来週の注目スケジュール

2月24日(月):営業毎旬報告、独Ifo景況感指数、米シカゴ連銀全米活動指数など
2月25日(火):企業向けサービス価格、米住宅価格指数、TモバイルUS決算など
2月26日(水):英GDP改定値、米新築住宅販売件数、米MBA住宅ローン申請指数など
2月27日(木):独雇用統計、米耐久財受注、ドラギ総裁講演、イエレンFRB議長証言など
2月28日(金):消費者物価指数、鉱工業生産指数、日銀総裁講演など
3月 1日(土):中製造業PMI(政府版)など《TM》

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