緩和期待が高まるが慎重姿勢も窺える/ランチタイムコメント

2014年2月18日 11:57

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記事提供元:フィスコ


*11:57JST 緩和期待が高まるが慎重姿勢も窺える
 日経平均は続伸。132.93円高の14526.04円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えた。日銀の金融政策決定会合での追加緩和期待が高まるなか、前場半ばには一時14600円を回復する局面をみせた。市場ではETFの年末残高見込みの引き上げを予想するところもあったようだ。円相場は朝方に1ドル102円台を回復するなど、期待感から幅広い銘柄が買い先行で始まった。
 もっとも、金融会合の結果を見極めたいとのムードも強く、前引けにかけては急速に上げ幅を縮める動きもみられている。セクターではその他製品、情報通信、鉱業、鉄鋼、銀行などが堅調。しかし、不動産が弱い値動きをみせるなど、緩和期待が高まる半面、慎重姿勢も窺える。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が過半数を占めている。
 まずは金融政策決定会合の結果を、見極めたいところであろう。発表時間が遅ければ次第にサプライズを期待する格好からショートカバーが強まる可能性はありそうだ。日経平均は強い動きをみせていたが、東証1部の出来高は10億株、売買代金は8380億円にとどまっており、様子見姿勢であろう。先物主導で主要銘柄の上昇が日経平均をけん引する格好だが、マザーズ指数はマイナス圏での推移と、個人主体の売買はやや慎重か。
 また緩和期待が高まるなかで、不動産が弱い値動きが目立つ状況であり、積極的には手掛けづらい状況であろう。結果を受けて先物主導で急動意をみせる局面もありそうだが、戻り売り圧力も警戒しておく必要がありそうだ。(村瀬智一)《FA》

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