ミクシィ:今期営業利益2億円に上方修正、「モンスターストライク」の好調などにより一転黒字に

【2月14日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ミクシィ(東マ:2121)は13日、2014年3月期の通期連結業績予想を上方修正し、営業損益を前回予想16億円の赤字から一転、2億円の黒字に引き上げた。スマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」の売上が急速に拡大していることや、M&Aにより取得した結婚支援事業が好調に推移していることで、売上高が前回予想よりも増額される見込みとなったため。

　売上高は同80億円から前期比9%減の115億円に、経常損益は同17億円の赤字から1億円の黒字に(前年同期は26億円の黒字)、純損益は同26億円の赤字から3.5億円の赤字に(同16億円の黒字)、それぞれ引き上げた。

　また、同日発表した今第3四半期の連結決算は、売上高が前年同期比36%減の約63億円、営業損益が約5億円の赤字(前年同期約23億の黒字)、経常損益が約6億円の赤字(同約23億円の黒字)、純損益が約15億円の赤字(同約16億円の黒字)だった。【了】

■関連記事
・ミクシィ:森田仁基執行役員が新社長に昇格、現社長の朝倉氏は顧問に
・NECがビッグローブを売却との報道にコメント、ミクシィが子会社の事業の一部をアイスタイルに譲渡、コニカミノルタが仏企業と資本・業務提携、パナソニックがエプコと共同で発電アグリゲーション事業の合弁会社を設立、ジーンズメイトの1月既存店売上高はマイナス=22日の注目銘柄
・ミクシィ:子会社の事業の一部を「@cosme」のアイスタイルに譲渡、DSP「Vanntage」など