ソフトバンクを横目に押し目狙いのタイミングを見極め/ランチタイムコメント

2014年2月13日 12:00

印刷

記事提供元:フィスコ


*12:00JST ソフトバンクを横目に押し目狙いのタイミングを見極め
 日経平均は大幅に反落。145.14円安の14654.92円(出来高概算10億7000万株)で前場の取引を終えた。12日の米国市場がまちまちだったほか、シカゴ先物も大証とほぼ変わらずの水準など手掛かり材料に欠けるなか、足元でのリバウンドに対する利益確定の売りが先行した。
 ただ、小幅反落で始まった日経平均だったが、その後買い先行で始まったソフトバンク<9984>が下げに転じ、さらにじりじりと下げ幅を拡大させるなか、日経平均もじり安基調が続いた。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の6割を占めている。セクターでは、不動産、海運、鉄鋼、その他製品、空運、輸送用機器、電気機器などが軟調。物色は決算などを手掛かりとした個別対応となったが、相場全体が利食いに押されるなか、やや材料系の銘柄に渋られている。
 比較的底堅く始まった日経平均だったが、ソフトバンク<9984>が結局3%を超える下げとなった影響もあって、下げ幅を拡大させている。足元のリバウンドに対する利益確定は想定されていたが、指数インパクトの大きいソフトバンクの弱い値動きによって押し目買いは入れづらい状況。また、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>のほか、不動産株が総じて軟調となるなか、反転は期待しづらいところか。
 ただし、5日線が14560円辺りに位置しているが、同水準までの調整をみせたとしても下にアイランド・リバーサル形状は維持することになる。足元のリバウンドに対する一巡感が高まるというよりも、押し目狙いのスタンスが強まりやすいだろう。ソフトバンクを睨みながら、タイミングを見極めるところか。(村瀬智一)《FA》

関連記事