アールテック 3Qは大幅な増収増益を達成、増配を発表

2014年2月13日 10:11

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記事提供元:フィスコ


*10:11JST アールテック---3Qは大幅な増収増益を達成、増配を発表

創薬ベンチャーのアールテック・ウエノ<4573>は12日、第3四半期累計(2013年4-12月期)決算を発表した。単体業績は、売上高が前年同期比38.7%増の42.13億円、営業利益が同2.3倍の10.82億円、経常利益が同2.2倍の11.58億円、純利益が同2.3倍の8.13億円と大幅な増収増益を達成した。

便秘症治療薬「アミティーザ(AMITIZA)」カプセルの米国向けの納入価格の変更や、米国と日本での販売が堅調に推移したことなどが好業績に寄与した。

期末に向けて、引き続き主力の緑内障・高眼圧症治療薬「レスキュラ(R)点眼液」について、眼科医を対象とした緑内障早期発見のための勉強会や製品説明会を開催するなどの販売促進活動を行うほか、学会セミナーの開催や講演会記録集などの作成により製品特性などの情報提供を行うことで、認知度向上・普及促進に取り組む。

通期業績予想は昨年7月に発表した計画を据え置いた。売上高が前期比16.6%増の53.08億円、営業利益が同63.8%増の12.85億円、経常利益が同47.7%増の13.15億円、純利益が同52.2%増の8.55億円としている。通期会社計画に対する第3四半期末時点の営業利益の進捗率は84.2%と順調といえよう。

なお、決算発表と同時に増配を発表している。2014年3月期の期末配当を従来予想の1株当たり20円から5円増額し、25円とする予定(昨年7月の株式分割を考慮)。

同社は、眼科・皮膚科向けに特化した創薬ベンチャー企業。緑内障・高眼圧症治療薬である「レスキュラ(R)点眼液」の製造販売、便秘症治療薬「アミティーザ(R)カプセル」の受託製造など既に収益化している事業があり、創薬にかかる開発費や安定配当を継続できるだけの収益力、財務体質を確立していることが同社の特徴だ。また、開発テーマは医師目線でのニーズが高い医薬品にターゲットを絞り、ミドルリスクでハイリターンが得られる分野に絞っている。《FA》

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