注目銘柄ダイジェスト(前場):ソニー、ヤマダ電機、アドウェイズなど

2014年2月7日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ソニー、ヤマダ電機、アドウェイズなど

ソニー<6758>:1666円(前日比+42円)
買い先行。同社は前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は903億円で前年同期比95%増益、700-750億円の市場コンセンサスを上回る着地に。一方、通期予想は従来の1700億円から800億円に大幅下方修正、市場コンセンサスは1550-1600億円であり、下振れは想定されていたものの、修正幅は極めて大きくなっている。ただ、下方修正の要因は追加の構造改革費用やPC撤退に向けた減損などの一時的なもので、これを除けば市場コンセンサス水準までの減額修正幅といった格好。アナリストの評価はまちまちな状況だが、地合いの改善も背景に、思い切った構造改革を評価する動きが先行へ。

ヤマダ電機<9831>:363円(同+18円)
大幅に3日続伸。前日に発表した第3四半期の決算内容が好感されている。10-12月期経常利益は208億円で前年同期比14%増益、会社計画を57億円上回る水準となったもよう。粗利益率の回復が業績上振れの背景、業績の最悪期通過を意識させる状況になっている。短期的には、消費増税前の駆け込み需要増加にも期待感。

三菱重工<7011>:635円(同-10円)
反落。前日は決算発表後に上げ幅を広げる展開となったが、本日は戻り売りが先行する形に。今期の業績計画には上振れ余地が大きいものの、クレディ・スイス(CS)では船舶・海洋事業の採算悪化などによって、今期の過去最高益更新の可能性は低下したとみているもよう。また、シティでは、10-12月期受注高が前年同期比17%減の7300億円にとどまったことは期待外れと指摘。

三井化学<4183>:263円(同+16円)
大幅続伸。同社は前日に第3四半期決算を発表、大幅増益ながら決算数値のサプライズは乏しかった。ただ、説明会において発表された事業再構築策に対しての評価が高まる状況となっている。フェノール、PTA、ウレタン原料について、国内設備廃棄を伴う抜本的なリストラ策を打ち出しており、市場の期待値を上回るものとなっているようだ。野村では投資判断「バイ」継続で、目標株価を280円から310円に引き上げている。

キャリアDC<2410>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。前日に発表した第1四半期の決算内容が評価材料に。営業利益は2.7億円となり、従来の上半期計画水準に達している。単独ベースの前年同期との比較では4.4倍の水準に。つれて、上半期予想を3.3億円にまで上方修正。高い進捗率からはさらなる上振れも想定される格好に。企業収益の改善に伴う求人需要の増加を背景に、「エンジニア」マーケットを中心に売上が計画を上振れて拡大しているもよう。

インプレス<9479>:148円(同+20円)
急伸で上昇率トップ。同社は前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期経常利益は3.8億円、前年同期比では29%増と大幅増益に転じている。上半期実績は前年同期比2.3億円の収益悪化となっていたため、業績底打ち期待が高まる状況のようだ。株価水準の値頃感の強さ、値動きの軽さなどから短期資金の関心も高まりやすいもよう。

河西工業<7256>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。前日に発表の第3四半期決算がポジティブインパクトに。累計営業利益は52.9億円で前年同期比3.2倍、通期予想を従来の60億円から80億円に上方修正している。北米自動車販売の好調、アセアン地区での想定を上回る収益改善などが上方修正の背景に。期末配当金も9円から11円に引き上げへ。PER水準の割安感など急速に台頭する格好へ。

セプテーニHD<4293>:1309円(同+31円)
続伸。第1四半期決算を発表し、10-12月期営業利益は前年同期比2.4倍の6.8億円となった。昨年11月に公表した事前予想の5.8億円を大きく上回って着地しており、好決算が前向きに評価されている。同時に上期の業績予想を公表し、営業利益は前年同期比63.8%増の12.6億円を見込んでおり、ネット広告関連の好業績銘柄として評価が高まる格好に。

MDNT<2370>:33700円(同+1200円)
買い優勢。福井大学と瀬田クリニックグループと共同で、手術不能肝細胞がんに対する樹状細胞局注療法と肝動脈塞栓療法の併用治療に関する臨床試験を開始すると発表したことが材料視されている。手術不能な進行肝がんへの新しい治療法の開発を目的として、TAEの上乗せ効果を狙い、TAEに樹状細胞局注療法を併用した場合の安全性、有効性を評価すると。

シグマクシス<6088>:5170円(同-880円)
大幅反落。第3四半期決算を発表し、4-12月期売上高は68.9億円、営業利益は6.6億円で着地した。通期の売上高は111.0億円、営業利益は12.6億円が計画されており、第3四半期までの低進捗がネガティブ材料視されているようだ。なお、足元では「市場対応力の強化」、「アイ・ティ・フロンティアとの協働」、「クライアントとの協働拡大」に基づく施策などを推進したと。

FESCO<9514>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。昨日は中間決算を発表し、上期営業利益は6.8億円となり、従来予想の4.0億円を上回って着地したことが好感されている。また、通期の営業利益見通しを8.8億円や12.0億円へと上方修正へ。グリーンエナジー事業において、白河ウッドパワー、日田ウッドパワー発電所の稼働状況が良好に進捗する見通しとしている。

アドウェイズ<2489>:1917円(同+37円)
続伸。同社やメディアドゥ<3678>、ネットイヤー<3622>など、LINE関連が買い先行でスタートしている。LINE社が、13年1-12月期の売上高が518億円となったと発表したことが材料視されている。主力のLINE事業の10-12月期売上高は122億円となり、前年同期比では約5.5倍に伸長したようだ。世界登録者も3億4000万人まで拡大するなど、あらためてLINE関連に関心が高まっている。《KO》

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