三菱重工:今第3四半期の純利益は57%増、エネルギー・環境分野などで受注高が増大、通期最終利益を上方修正

2014年2月6日 17:12

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【2月6日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 三菱重工業(東、名、札、福;7011)が6日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比57%増の782億円だった。受注高が交通・輸送分野で減少したものの、エネルギー・環境、防衛・宇宙、機械・設備システムで増加した。円安の進行も収益を下支えした。

 売上高は同15%増の2兆2627億円、営業利益は同69%増の1321億円、経常利益は同72%増の1273億円。

 また、同社は通期連結業績予想を上方修正した。売上高を前回予想3兆1500億円から前期比17%増の3兆3000億円に修正した。純利益を同1000億円から同54%増の1500億円に引き上げた。営業利益と経常利益は前回予想を据え置いた。【了】

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